感染対策講習会を行いました。
「感染制御認定薬剤師」の水谷様に講師として来ていただき、新型コロナウイルス感染対策の講習会を開催しました。
今回は、クラスターの経験から「基本的な知識や、感染経路、環境整備」について学びました。
日ごろから患者様に接する医療スタッフにとって感染対策の知識は必要不可欠です。
「講習会はしていたのだけど、実際にコロナウイルス感染者が出たときに
医療スタッフが全員同じレベルの感染対策を実行できるまで時間がかかってしまう。」という言葉が印象的でした。
外部からウイルスが運ばれてきた後に、他患者様へ感染してしまうということは
知識不足や、対策ミスで医療スタッフが運んでいる可能性が高いとおっしゃっていました。
患者さんごとに手洗い、手指消毒など基本的な対策から継続していくことが大切だと感じました。
講習会のなかで、感染患者様に接触後のガウン・手袋の脱ぎ方を実践するコーナーがあり、
ついつい無意識にやってしまう事例がありました。
それは「使用後のガウンを破棄する際に嵩張るので自分のお腹を使って空気を抜き
小さくしようとしてしまう!」です。確かにやりかねない。。と思いました。
その後、院内巡視も行い、感染リスクが高い高頻度接触面の確認や、
よりよい対策方法を具体的に考えることができました。
再確認した知識や、実践した内容を実際の業務に活用していきたいと思います!